言葉
- AnkkA (アンッカ)

- 10月27日
- 読了時間: 3分
前回のブログから丸2年以上経っていました。
いくつか下書きまでしたのに、公開することが怖くなってしまい断念していました。
ですが、ある言葉に出会ってとても気持ちが前向きになったのでシェアします。
言葉でも表現をしたり何かを伝えたいとまた思うようになったのは、
養老孟司さんのこの言葉に出会えたからです。
『言葉の世界は乱暴だ。70億以上いるものを人という一言で言ってしまうんだから。ひとりひとり人生があり違っているのに』
言葉にできない思いや感覚があって当然だし、言葉にできることだけが全てではないし真実でもないと知れて、元気が出ます。答えがないものって沢山あるんだなと最近よく感じるようになりました。
私はおそらく過去のトラウマや持って生まれた脳の性質も関係していて、言語化することへの苦手意識がかなり強くあるなぁと感じています。うまく言語化できないことで、誰かのことを傷つけてしまっているかも知れないし、自分も傷ついたり、悩んだり苦しい思いをした経験がたくさんあるから、最近よく調べて言葉の本質を探っています。
言語化する力について学んでいて、苦手だからこそ・感じていることや思っていることが強くあるのにうまく言葉にできないからこそ、自然、動物、芸術に触れたり、音楽、歌、発声、演技、絵、羊毛などで表現することが好きなんだと気付きました。
自然、動物、芸術の世界はありのままを受け入れてくれるし、自分が表現者となった時は、頭の中の思いを言葉よりも思った通りに自由に形にできるから。
言葉・言語による問題は人間である以上避けられないけど、それを解決できるのもまた言葉でしかないと感じるので、これからも楽しく学んでいきたいと思います。
ここからただのおせっかいですが、言葉にすることが苦手と感じている人がもしこれを読んでいて、今辛い思いをされているなら、必ず苦手の裏には得意なことや好きなことが隠れているということに気付いてほしいし、目を向けてみてほしいなと思います。誰になんて言われようと社会が認めてくれなくてもなんだろうと、心から感じる好きなことや自分基準での得意なことを抱きしめて大切にして活かして、自分のことを丸ごと愛してあげられますように。

絵も描くことができなくなっていた時期があり、今もまだ以前のように沢山は描けないのですが、何をするにしても、誰に何を届けたいかがはっきりと見えたので、これからも続けていきます。見に来てくれてありがとうございます!
今日は、お正月におせちを準備している時を思い出すあたたかい日差しが降り注いでいましたが、ここのところ急に寒くなりましたね。みなさまが風邪、インフルに負けませんように。
ではまた。
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